「変形性膝関節症が進行して、膝の痛みや歩行のつらさが強くなってきた…」
そんな方の中には、「手術を受けたら費用はいくらかかるんだろう?」と気になる方も多いはずです。
ここでは、変形性膝関節症で行われる代表的な手術の種類ごとの費用の目安や、お金を抑える工夫までわかりやすく解説します。
🔎 変形性膝関節症の手術とは?
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで関節の変形や痛みが進行する病気です。
症状が進むと、膝に強い痛みが出て日常生活の支障になるため、手術で関節の状態を改善することが選択されることがあります。
手術の目的は
- 痛みを和らげる
- 関節の動きを改善する
- 歩きやすさを取り戻す
といったことです。
🦵 手術の種類と費用の目安
変形性膝関節症に対する手術は、主に次のような方法があります。
① 関節鏡視下手術(かんせつきょうしかしゅじゅつ)
どんな手術?
小さなカメラ(関節鏡)を使って関節内を見ながら、痛みの原因となっている損傷部分を処置する手術です。
軽度〜中等度の症例で選ばれることがあります。
手術費用の目安
およそ 3〜8万円程度(保険適用前)です。
② 高位脛骨骨切り術(こういけいこつこつきりじゅつ)
どんな手術?
膝の内側や外側の荷重バランスを変えて、痛みの出にくい方向に膝を整える手術です。
比較的若い方や、片側だけ変形が強い方で検討されることがあります。
手術費用の目安
およそ 15〜45万円程度です。
③ 人工膝関節置換術(じんこうしつかんせつちかんじゅつ)
どんな手術?
変形が進んだ膝関節全体を金属やプラスチックの人工関節に置き換える方法です。
関節の痛みが強く、日常生活に支障がある方向けの代表的な手術です。
手術費用の目安
およそ 18〜55万円程度です。
※いずれの手術も費用は保険適用前の目安です。実際の医療費は、公的医療保険(健康保険)を使うと3割負担など自己負担分が大きく抑えられるのが一般的です。
💡 手術費用を抑えるポイント
手術費用は一見高く感じることがありますが、日本では 公的医療保険制度があり、多くのケースで以下の制度が利用できます:
✔ 高額療養費制度
月ごとの医療費が一定額を超えた場合、自己負担額が上限(年齢・所得などで設定)を超えた分が戻ってくる制度です。
✔ 限度額適用認定証
事前に申請することで、窓口での支払いが最大限度額までに抑えられる制度です。
これらの制度を上手に使うことで、手術費用の負担を大きく軽減できます。
🧠 手術しない治療はある?
変形性膝関節症では、手術以外にもさまざまな治療法があります:
- 運動療法(筋力トレーニング・ストレッチ)
- 薬物療法(痛み止め・炎症抑制薬)
- 物理療法(温熱・電気治療など)
まずはこれらの保存的な方法で痛みや動きの改善を目指し、症状や生活の支障具合によって手術を検討することが一般的です。
🦵 手術を決める目安
手術は次のような場合に検討されます:
- 痛みが強く日常生活に支障がある
- 保存療法を続けても改善が見られない
- 歩行や階段の上り下りが困難になってきている
など、生活の質(QOL)に影響が出ているときです。
手術の必要性や適応については、専門医と相談しながら判断することが大切です。
✨ まとめ
変形性膝関節症の手術には、
- 関節鏡視下手術(3〜8万円程度)
- 高位脛骨骨切り術(15〜45万円程度)
- 人工膝関節置換術(18〜55万円程度)
などの種類があります。
これらはすべて保険を使うと自己負担額が抑えられ、制度を利用することでさらに負担を減らせます。
まずは保存療法で様子を見ながら、専門家と相談して最適な治療方法を選んでいきましょう。



























コメントを残す